正しい?糸立ての使い方&振り袖の思い出
この糸立てはどこで購入できるのでしょうか?
とのご質問を受けました。
これのことです。

お持ちの方もたくさんいらっしゃると思いますが,百円ショップのセリアで購入できます。
「ストリング タイディ」という立派な名前がついてます。
もちろん100円ですが,糸玉を置き鋏を差した姿がかわいいので飾って楽しむ人もいるようです。
(麻紐やマステを立てる人もいる。アンティーク雑貨のお店にはもっとお高いものも・・・)
しかし,これが使えないヤツなのです。
軽くて底に滑り止めもないので糸を引くと一緒に引っ張られて動く。
糸が接する面があまり磨かれてないので滑りが悪く糸玉がスムーズに回らない。
等の欠点が・・・
所詮百円か・・・と使用をあきらめていましたが
ネットを徘徊していていくつかのブログでこんな使い方がされているのを見つけました。

んんん???
ただ浮かせて斜めに引っかけるだけ。
たったこれだけでスムーズにレース糸が繰り出せる!!驚きです!
上の写真は50グラムの玉だけど80グラムのミルフローラでもOKでした。
India zakka laceの100グラム玉もどうにかぎりぎりセーフ。
でも斜めに引っかかってる姿は,お世辞にもお洒落とは言い難い。
糸玉も「こんな宙づりは嫌だ!下ろしてくれ。」と訴えているような・・・
ほんとは鋏を差して優雅に使いたいのです。
おい,正しい使い方 なんて言っちゃっていいのかー(^_^;
********************************************************
12月に姪っ子の長襦袢に半襟を付けたことを書いたが,
半襟も無事任務終了!

実はこの着物,私が30数年前に着た振り袖である。
姪っ子が気に入って着てくれた。
私の母が選んで揃えてくれた昭和の振り袖
戦後の混乱で晴れ着を着られなかった母は私の成人式に自分の想いも重ねて振り袖を用意してくれた。
オレンジ色の絞りの着物である。
既に癌で体力を失っていた母は,布団の中から成人式へ行く私を見送ってくれた・・・。

髪飾りはさすがに平成のものですよ・・・。
おめでとう Kちゃん そして ありがとう

にほんブログ村
- 関連記事